虎ノ門ニュース

【上念司氏、ケント・ギルバート氏】共産・志位氏「本当なら結構」 日米安保破棄報道【虎ノ門ニュース】

【居島氏】
産経新聞の記事の概要をお伝えします。共産党の志位和夫委員長は2019年6月25日の記者会見で、アメリカのトランプ米大統領が私的な会話で日米安全保障条約の破棄に言及したとの一部報道に関し「本当にやめるというなら結構だ。私たちは日米安保条約は廃棄するという立場だ。一向に痛痒を感じない」と述べました。日米安保条約破棄の報道はアメリカのブルームバーグ通信が24日に伝えたもので側近との私的な会話の中で触れたとしていて、具体的な動きはなく複数のアメリカ政府当局者もそのような動きはありえないと指摘しているということです。となっております。

【ケント氏】
はい、(日米安保条約破棄は)ありえないです。
大体このニュースは3年古いですね。
これは3年前の大統領選挙のときに「片務的な義務のあるアンフェアな条約はだめだよね」、「もっと在日米軍の費用を引き上げてもらえないなら引き上げてもいい」みたいなことを(トランプ大統領が)言ってたいました。
しかし、その後、安倍総理と何度も会て、(日米安保について)合意ができている訳なので、今更そんなことを言うわけがないでしょう。
これは完全にフェイクニュースですね。

【居島氏】
誰が言い出したんですかね。

 Craft MAP さまから白地図を引用

【上念氏】
この間、ペルシャ湾を通過する船の6割がチャイナで3割が日本なので、日本とチャイナが自分で守りに来ればいいみたいな事を(トランプ大統領が)言ったというのが流れたんですよ。

【ケント氏】
それは(トランプ大統領が)言いましたよ。

【上念氏】
それに関連して記者の妄想が爆発したんじゃないですか。

【ケント氏】
要は(ペルシャ湾の)ホルムズ海峡を通っている船を今までアメリカが同行して守っていた経緯があるんですけれども、今そういうことをする必要はないんです。
というのは、アメリカはエネルギー的には自給率100%を超えていて輸出していますからね。
ですから、中近東の石油なんてぜんぜん関係ないんです。
一番通ってるのは中国で91%がそっちから(ペルシャ湾経由で)来ていて、日本は(ペルシャ湾経由で)4割くらい来ています。
であるならば、この人たち(石油を買っている人たち)が守ればいいということを言っています。
日本はちょっとやりにくいんですけど、ほかの国はじゃあやりますよと言ってきている国もあります。何でアメリカがその辺(中近東)の警察をやらなければいけないのか理由がわからなくなって来てしまいましたね。
イランと対立しているのはまた別の話なんですが、そこ(ペルシャ湾)を通っている船を守るのをどうしてアメリカがしなければいけないのかということは(トランプ大統領が)言い続けていますし、
私もそう思います。

【上念氏】
アメリカとしてはイランと対立している理由はすごい重要で、要はイスラエルですよ。

【ケント氏】
イスラエルと核兵器ですね。

【上念氏】
核兵器が(イランに)あるとイスラエルが守れないので基本的には一緒ですね。

【ケント氏】
イスラエル(の防衛)と、周辺のテロ組織に(ヒズボラとかハマスとかに)資金を提供していることと、それから核兵器を開発しようとしてる(というのがアメリカがイランと対立する理由です。)これは全て普通の国がやらない事です。
周辺の国にテロをし続けている組織に支援をするというのとはまず普通の国がやらない事、核兵器を作るのも普通の国がやらない事です。なので(トランプ大統領は)普通の国になってほしいんだということを言ってましたね。

【上念氏】
そうですね。それ(核開発やテロ支援)がイスラエルに対して非常に悪い影響があるんですよ。
(イスラエルの首都の)エルサレムというのはキリスト教を信じる皆さんにとっては大変重要な場所でして、ここが例えば、イランの核兵器の脅威にさらされるなんてことがあってはならないんですよね。
イスラム教にとってもエルサレムは聖地なので核兵器を射ち込んだりはできないと思うんですけど、それでも、イスラエルが脅威にさらされるということは、トランプ大統領としてはさすがにまずいんです。
トランプ大統領を応援しているアメリカの福音派( エヴァンジェリカル )というのは全米の人口の4割くらいで結構力を持ってまして、この人たちはエルサレムの静謐を願ってます。
エルサレムの静謐を図ることと、ペルシャ湾でタンカーを防衛することは任務が微妙に被るようで被らないんですよ。ここはちょっと問題かなと私は思いますね。

【ケント氏】
アメリカのボルトン大統領補佐官がこの間イスラエルのメタニヤフ首相と(イランについて話すために)会っています。
なので、もしかするとイランに対して爆撃をするんだったら、アメリカじゃなくてイスラエルがするのではないかと私は考えています。以前イラクが核兵器を作ろうとしたときにそれを破壊したでしょ。だから、イランに対してもそういうのがありえるかなと思います。
イスラエルがやればいいわけ(おおごとにならないというニュアンス)でアメリカがやったら大変なことになります。
だからもしもイスラエルがそういうことをしようとすれば、アメリカは黙っているでしょう。容認というわけではないけれども勝手にやったって言うでしょうね。でも(やるとしたら)すでに打ち合わせはしていますよ。

【上念氏】
その流れの中でイスラエルを防衛するって任務とペルシャ湾のタンカー防衛って言うのは必ずしも被らない部分があるので、それを拡大解釈して日米安保破棄って言ったのかなぁ、(記事の日米安保破棄と言ったとの根拠が)よくわかんないけどなぁと思います。あと、トランプ大統領が選挙戦のときに同盟国は安保ただ乗りだ見たいに安保ただの理論をすごい展開したので(そのイメージで書いたのかも知れません。)
アメリカにとって何が資産かと言えば、まさに同盟国なんですよ。チャイナには同盟国がないですから、アメリカには同盟国があるので包囲網を敷けるわけですよね。

【ケント氏】
すごい資産ですよね。
しかも、安倍総理にイランに行ってもらったばかりじゃないですか、それで安保破棄?これはないですよね。

【上念氏】
ないと思います。アメリカにとってメリットがないですからね。ただ、アメリカにとってメリットのないことを選挙戦のときずっと言い続けてたんで、その辺が信用ならないと言う人はいるかもしれないんですが、それはトランプ大統領がバカだという前提に立った報道であって、トランプ大統領は頭いいですからね。

【ケント氏】
ありえないことを言っちゃうのがトランプ大統領の戦術なんですよ。要は相手を困らせる、不動産屋によくあることですよ。「ほかに買いたい人がいるんだー!」って言ってね、慌てて買わせようとする。これだから嘘を付くのは普通なのよ。

安倍首相の Twitter から

【個人的感想】
まあ、この写真を安倍総理が出してから、半年も経ってないのに日米安保破棄とかトランプ大統領が言い出したら、全世界がアメリカと約束できなくなるよなぁと思わざる負えません。
どう見ても仲良しやんけ。
そんなことより、トランプ大統領と会談した際、対中貿易関税をかける際の日本の景気への影響を聞かれ、問題ないと答えたとまことしやかに言われていますが、消費税増税しても本当に大丈夫かもう一回考え直したほうがいいのではないかと思いますよ安倍総理。
将来、今を振り返って、安倍総理は外交センスはあったが、経済のセンスは無かったとか言われないことを願っています。

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